日本とフランスで合わせてピアノ科、フルート科、室内楽科、ピッコロ科でそれぞれ学校を卒業♪フルート吹き初田章子の、大好きな音楽にまつわるひとりごと♪

by 初田章子

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今日は学校の出前コンサート2回公演のあと、
夜は国際交流会館でのコンサート
「鈴木陽子作品展vol・3  近藤譲の作品と共に ROSCO」
に御招待頂いて、聴きに行ってきました。

ROSCOは高校・大学先輩のピアニスト大須賀かおりさんと、ヴァイオリニスト甲斐史子さんのお二人で現代曲を中心に活動されているグループで、結成10年を迎えられるそうです。

鈴木陽子氏、近藤譲氏、二人の日本人作曲家の曲のみを取りあげたプログラムの
いわゆる「現代曲の」コンサート、
素晴らしい夜でした!

例えるなら、スーパーモデルのような。☆

演奏を聴きながらぼんやりと感じたのですが、
たとえばデザイナーの作品として創作された「服を最高に素晴らしく見えるように着こなす」
のがスーパーモデルだとすれば、ROSCOのお二人は作曲家にとってまさにそのような存在なのではと思いました。

なんというか、
とっても可愛くて素敵な美人が跳んだりはねたりしながらファッションショーで歩いていても
顔にみとれていて肝心の服はそういえばあまり記憶に残っていない、とか、
すばらしく個性的な服装で歩いている人を街中で見かけたときに
服だけが歩いていたような錯覚を覚えるとか、そういうのではなく。

今日のコンサートで何より感じたのは、奏者自身の音楽家としての魅力もさることながら、
作品と、作曲家に対するめったに見られないほどの真摯な敬意、だった気がします。

「現代曲」と、一般的に言われている言葉の定義のなかには
「よくわからないもの」に近い、困惑しているようなニュアンス
も含まれていることが多いようです。

「わかりやすい」音楽と「よくわからない」と分類される音楽との差や原因は単純ではないながら、
今日の演奏は「よくわかる」とすら思う時間が多かったように思います。
また現代曲もやりたくなってきました♪
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by flbouquet | 2011-10-29 02:16

再出発。

寝ぼけて梨と間違えてミカンを洗っていたり、
眉を整えようとしてまつげを切っちゃった夢を見て朝起きて鏡を見てひとり安心したり、
なんでよりにもよってあの曲を選んでしまったんだろうなどと葛藤して
前日なかなか寝付けないほどの緊張をしていた、

私にとってとても大きな意味のある舞台が、23日終わりました・・!

京都市立京都堀川音楽高校の同窓生による第一回オータムコンサート、
本当に、素晴らしく貴重な経験をさせて頂きました!!!

新しくできた300人収用のホールがいっぱいで、
同窓会の盛り上がりと熱気をこれまでにないほど感じました。
お忙しいなかご来場頂いた沢山の皆様、本当にありがとうございました!

ソロ一番手はパリ留学帰り一年と満たない法貴彩子ちゃん、
帰国して最近日本のコンクールを受けはじめ、優勝しはじめ、
これからの活躍が期待される大物新人☆

続いて私、パリ帰りもうすぐ・・年越したら2年!
共演の長崎麻里香ちゃんにはまたもとってもっとっっってもお世話になりました!
あーりがとーーーーm(__)m!!!Gros biz!

そして後には既に演奏活動でも大先輩の松本薫平さん、
後半にはなんと、在学中に仰ぎ見てはまぶしくて顔が見られなかったような
あこがれの先生方による室内楽!!!(><)☆
(・・因みになぜか堀音のホールは新旧常にすり鉢状で舞台から客席(審査員先生席)を仰ぎ見る形になっており、これが演奏者の緊張を高めるのに非常に有効という説が・・(笑)

不肖わたくしピアニストを目指してコンクールなど受けつつ音楽高校に入学し、
1オクターブ届かない手の小ささではピアニストになれないことを知り
高校卒業までピアノ科で、
大学入試からフルート専攻になって卒業後そのままパリ留学し、

今まで各地でぽつぽつと出会う母校の卒業生には
「今フルート吹いてるってほんと~?」と驚かれておりました。

帰国後、初めての母校里帰り演奏@フルート。

と、いうことでほんとーーーーーーーーーーーーーーーに、
緊張しました。
いや~、
演奏後に点数とか講評用紙の入った封筒頂いたらどうしようかと。。
もちろんそれでもとても有り難いのですが^^

学生の時には単に、「大先生」だった方々が、
音楽家として、人として、先輩であること、自分がその後に続く後輩であること、
という認識が初めてひしひしと感じられて、感動でした。

頑張ってね!と、自分の後に続く世代を育て励ましつつ、
自分の技と背中を見せて生きている先輩方に、今までと違う憧れを抱きました。

京都に戻ってきたのが11年越しだったということもあって、
4月に新しく生まれ変わった母校のホールでのデビュー、
ただいまと行ってきますを同時に受け入れて頂いたような気持ちです。

コンサートミストレスの村瀬理子先生と♪
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by flbouquet | 2011-10-26 02:48 | フルート

コンサートのご案内

♪10月23日(日)14時開演
国民文化祭 京都2011開催記念 堀音同窓生による
第1回オータムコンサート 

会場:京都市立京都堀川音楽高等学校ホール(地下鉄「二条城前」駅徒歩1分)

・ピアノ:法貴 彩子、 バルトーク:ソナタ、ラヴェル:ラ・ヴァルス
・フルート:初田章子、Pf.長崎麻里香 ジョリヴェ:5つの呪文より、ウッダール 他
・テノール:松本 薫平、Pf.古川美恵子 プッチーニ:「トスカ」より'星は光りぬ' 他

・堀音同窓生による室内オーケストラ  サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」
 湯浅 篤史(指揮) 田代 晶子、西谷 玲子(Pf)
 虎谷 朋子(Fl)、 村上 てるみ(Cl)、 村瀬 理子、 村瀬 響(Vn)、田代 直子(Va)、
 雨田 一孝(Vc)、 安田 絵実子(Cb)、宅間 斉、 村田 聖子(Per)、 語り:小玉 洋子

入場料:2,000円(当日2,200円) 学生1,000円(当日1,100円)
お問い合せ Tel: 075-253-1581 京都市立京都堀川音楽高等学校
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇10月28日出前コンサート バッハ:管弦楽組曲「ポロネーズ」「バディネリ」他
◇10月29日橿原文化会館 バッハ:シチリアーノ
カプレ:夢と小さなワルツ、ラモー:ラ・クピス、ヘンデル:フルートソナタ

♪11月6日(日)13時開演
フランス近代音楽におけるオリエントの風
関西桐朋会秋の講演会
会場:関西日仏学館 稲畑ホール (市バス京大正門前下車すぐ)
20世紀初頭の音楽家を魅了した異国の文明と民族的素材
講師:鶴園紫磯子

フォーレ:シシリエンヌ
ゴーベール:ノクターンとアレグロ・スケルツァンド
フルート:初田章子  ピアノ:岡田真季
入場料: 2,500円(会員2,000円) ドリンク・ケーキ付き
お問い合せ: Tel:0797-71-3907家永、 Tel: 075-644-1361浜本)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

♪11月12日(土)午後4時開演
京町家おこしやすコンサートpart3 ~ 癒やしのひととき ~
会場:京町家リマホール(上七軒バス停 徒歩3分)

ショパン:ワルツ・革命
シューベルト=リスト:セレナード
グノー:アヴェ・マリア
プーランク:フルートソナタ
テレマン:無伴奏フルートの為の12のファンタジーより
ハーライン:星に願いを  ほか

フルート:初田章子  ピアノ:下村実紗子
入場料:800円 (要予約:残席僅か) お問い合せ Tel:075-200-2701

◇11月13日 Bouquet de Musique
アンデルセン:バラードとシルフのダンス、バッハ:トリオソナタg-moll
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪11月20日(日)17時
京都オータム・ミュージックパーティー
会場:京都 細見美術館
ヘンデル:9つのアリアより
ドヴォルザーク:オペラ「ルサルカ」より
バッハ:管弦楽組曲よりポロネーズとバディネリ ほか

ソプラノ:高山景子 フルート:初田章子
ピアノ:森玉美穂
参加費:6,000円(要予約)ディナーバイキング、コンサート込み
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by flbouquet | 2011-10-19 01:42 | 演奏会案内

懐かしい再会

16日は東京のピーエス株式会社さん企画の
秋のコンサートに出演させて頂きました。

共演者の茂木彩さんは大学、パリとご一緒している
ピアニスト、兼翻訳家、兼司馬遼太郎愛好家、兼読書と絵画の愛好家、
その他もろもろ共通点が多く、

「ねぇねぇ、新撰組血風録の中のあの場面で・・」
とか
「レ・ミゼラブルのマリウスが負傷した後のあの言葉が・・!」

とかで際限なく盛り上がれる貴重な同志です☆^^
彼女がパリから本帰国した日を最後に、いつの間にか1年越しの再会になり、
月日の流れの早さを感じました。

ピーエス株式会社さんは室内気候の暖房機などを扱っておられて、
なんと私がパリに住んでいた時に日常でお世話になっていた
日本ではまだあまり見られない自然暖房器具達に
久しぶりに出会えて、懐かしさと嬉しさがいっぱいでした!
日本でももっと導入されたらいいのにな~♪
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四季の移ろいを音楽で感じ、ほっとひと息つけるひとときを♪
という素敵な企画、

はりきってあの時代の曲もこのジャンルの紹介もと盛りこんでしまい、
古典派ロマン派、印象派に現代曲、日本の作曲家からジャズまで、
それがちょっとしたコンサートというよりはむしろジョイントリサイタルに近い内容
かもしれないと二人が気づいたのは前日の夜中。。。
夢中でした。
合わせも本番も、本当に楽しかった。もぎゃちゃん、ありがとう!!!

そしてなぜか最近トークが漫談になりつつある傾向が。
先日
「なんか面白いこと言って」
と突然無茶ぶりされた時はどうしようかと思いました。
いつから自が、もといそんなキャラづけが。。。うーん。。
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by flbouquet | 2011-10-19 01:07 | フルート

ぶつぶつ。

スペックが欲しい。

と言ってみる。

言ってみてからスペックってそもそもなんだ?

と思い立ってうぃきぺでぃあをひいてみる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
スペック
概要
日本語で俗にスペックというと、所定の工業製品が備えている性能のことである。なおその性能に満たない製品は、仕様書に示された性能を発揮できていないため、いわゆる不良品である。

工業製品は、製品として市場に流通(または実際に利用)する段階で、同製品と同等の、所定の性能を持つことが期待され求められる訳だが、この基準となる性能が俗に「スペック」と表現される。英語の原義からすれば仕様書に示された性能値と言えるわけだが、一般ではあまり仕様書は意識されず、製品に規定化された所定の性能と解される。

基本スペックは、この仕様書通りに作られた製品が持つ最低限の性能を指す。この場合、改造(チューンアップや増設など)により拡充された性能との比較対象としてみなされる。

スペックと消費者
スペックは高ければ高いほど高性能な製品であるといえるが、これを利用する側が使いこなし切れなければ過剰性能である。この高い性能を将来的なニーズの期待値として見込み、高性能な製品を求める消費者もいる。

~~~~~~~~~~~~~~~

・・なるほど。

あんまりわからないあたりが私のスペックの無さなんだろうとちょっと理解したつもりになってみたり。


ハイスペックな人間になりたい。

と言ってみる。

一週間に10回以上の本番をこなしていたという
元パリオペラ座首席ギヨー先生のお顔がちらりと浮かぶ。
小さいのも合わせて20回とかだったか、
ともかくレッスンでその話を聞いた時には
「え~と一週間って一日が何回だっけ」
のような計算を半信半疑で頭の中で数えようとしたのを覚えている。

その時期あってこそ77歳でベリオもニールセンもモーツァルトも、
あらゆるオペラやバレエのテーマと細部に渡る絡みまでも、
即座に完璧に演奏してしまう超人になられたのだろうな~と思う。


・・・

うん、がんばろう。
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by flbouquet | 2011-10-14 03:19
9日、清水寺での震災復興支援演奏会ではシプリアン・カツァリス氏を中心に、
パリに住む近藤由貴さん、矢野玲子さん、神谷美恵子さん、深見まどかさん、綱場千晶さん、
そして
NHK交響楽団バイオリン首席山口裕之先生、大林修子さん、ビオラ首席代行井野邉大輔さん
チェロ首席の木越洋先生、コントラバス西山信二さん、
の方々とご一緒させて頂きました。

一人ひとりの音がもう、美しすぎて。

そんな美しい音の出る楽器だったなんて!

っていうぐらいめろめろに素晴らしい方々とご一緒させて頂けて、
夜の清水寺からの景色は絶景で。
本当に、貴重な時間でした。。。(><)☆

学生時代の憧れでほとんど崇拝していたカツァリス氏と普通にお話できたことが
夢のようで、でも楽屋でフランス語版「びびでばびでぶー」を超早で歌い続けてくれたことに
大笑いしつつなにか青春時代の終わりを感じたような気がしたのは気のせいということで。。


10日は嵯峨本願寺でのお月見コンサート、
すすきを飾り、うさぎの置物とお月見団子を山と盛り♪^^
テノールの尾形光雄先生、クラリネットの加藤京子さん、ピアノの大淵真悠子さん
とご一緒させて頂きました。
尾形理事長を筆頭に演奏者全員が京都音楽家クラブの所属ということもあり、
京都に住む音楽家による、とても京都らしい演奏会でした。
秋の名曲をほっこりしみじみと味わい、

天高く晴れた夜空に浮かぶ月を見上げ、

風のそよぐ音にもの思ふ、、素敵な時間でした。。


そうして明日はもうひとつ、東日本大震災復興チャリティーコンサートin門真
というコンサートにエキストラで参加させて頂いております。
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京阪古川橋下車徒歩5分、ルミエールホールにて、
チャイコフスキーの「クルミ割り人形」は、バレエ付きです!!!
オーケストラの練習中におもわず見とれてしまいました。
お問い合せは  門真市音楽協会TEL 06-6902-2406 まで。
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by flbouquet | 2011-10-13 00:45 | 演奏会案内
震災復興支援演奏会のお知らせです。
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日々のちょっとしたこと、節電や寄付やささやかなことはできても、
すぐにはどうしたらいいのか判断がつかなくて途方にくれるほどの大きい国難に、
長い目で見て自分にできることを探し、なやみ考える日々です。

音楽家が音楽で震災復興の力になれる機会を与えて頂けたことに、心より感謝です。


3月14日、震災直後に
パリから始まり、ワルシャワ、ウィーン、東京、京都、そして仙台へ。
世界中からの祈りと思いが届きますように。

■震災復興支援 国際交流演奏会
ー F・リスト200年の祈り ー ショパンの友情とともに
・10月9日(日) 20:00時開演
京都 世界文化遺産 清水寺にて

出演:
C.カツァリス、矢野玲子、近藤由貴、神谷美恵子、綱場千晶、初田章子
NHK交響楽団メンバーによる五重奏 山口裕之ほか

プログラム:
シューベルト:アヴェ・マリア
F・リスト:別れの曲
ドヴォルザーク:オペラ「ルサルカ」より白銀の月
F・リスト:愛の夢
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調 
ほか

震災復興特別支援チケット:10,000円(発券手数料を除き全額を東北へ寄付致します)

お問い合せ:Tel: 075-341-3355 / Fax: 075-341-7626
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1

主催:F・リスト〈200年の祈り〉震災復興支援国際交流演奏会実行委員会
共催:京都市、京都市教育委員会、ワルシャワ市、フランスNPO法人エリゼ会ほか
後援:文化庁、在仏日本国大使館、在ポーランド日本国大使館、京都府、京都府教育委員会
京都商工会議所、京都仏教会、読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都総局、
産経新聞社京都総局、日本経済新聞社京都支社、京都新聞社、NHK京都放送局、KBS京都ほか
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by flbouquet | 2011-10-08 01:06 | 演奏会案内

秋の夜の・・・

あしひきの 山鳥の尾のしだり尾の

   ながながし夜を  ひとりかも寝む
 
・・有名な百人一首、柿本人麿さんの、秋のおうたです。

なぜ思いだしたかというと、

昨夜夜中におなかが減ってお布団のなかでお腹が鳴ってなってしょうがなくって
ぐるるるrきゅうううと鳴き続けるおなかを持てあましながら朝を迎えたのであって
まこと秋の夜は長いものよとしみじみ実感し。。。。

翌日
「おなかがへって切なくなっちゃった」

と母に言うと爆笑の後
なぜか黄昏れて

「どこで育てかたを間違ったのかしら。。」
としんみりされてしまいました。

うぅぅ。


キンモクセイの香りにほっこりします。☆

そろそろ柿の熟れてくる時期ですねぇ。。。♪
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by flbouquet | 2011-10-07 00:06