日本とフランスで合わせてピアノ科、フルート科、室内楽科、ピッコロ科でそれぞれ学校を卒業♪フルート吹き初田章子の、大好きな音楽にまつわるひとりごと♪

by 初田章子

<   2011年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

声が向かう先

京町家コンサート、細見美術館オータムコンサートにご来場頂いた方々、
お忙しいなか本当に有難うございましたm(__)m。

ひとつひとつの本番に、そこでしかない瞬間の音楽が生まれます。☆
いつまでも心地よさが残るような気持ちのいい音楽と人との空間が、
これからも広がっていきますように。。♪☆

明日23日は、歌の方々とご一緒させて頂きます♪

波多野睦美先生はサイトウ記念・フェスティバルのタケミツ・メモリアルコンサート
で聴いて、涙して、以来忘れられなかった素晴らしい歌い手です。
お声もお人柄も自然で深みがあるのに軽やかで、
耳にはいるだけで心が満たされていくような心地になります。

どんな楽器の音よりもやっぱり、すとんと心に届いて、
相手の存在そのものに、動物的な本能にまで働きかけてくるようで、
人の声って凄いです。。

明日のコンサート、なんと無料です!お時間ご興味あります方は是非どうぞ~!☆
c0228942_2165957.jpg

「Voice of Renaissance vol.1 with 波多野睦美」
ヴォイス・オブ・ルネサンス
11月23日(水・祝)午後2時30分開演
場所:大阪 南港サンセットホール(トレードセンター前下車)

Programme
モーリー : 恋人よきみより先に
ドナウディ : 愛が僕に歌わせるんだ!
ヘンデル : 9つのドイツアリアより
ジョーンズ:かわいいケイト
ガーシュイン : シュトラウスをお願い
ダウランド、フレスコバルディ、武満、スカルラッティ、山田耕筰、パーセル、他

波多野睦美 
鈴木美紀子
岡本寿美 高山景子 端山梨奈 北村多恵
丸山晃子 橋本由美 松永京子 寺内知子
高内知子 高原いつか 岩崎光

リュート:小出智子
フルート:初田章子
ピアノ:山崎智子
[PR]
by flbouquet | 2011-11-22 21:25 | 演奏会案内

自然を創造する

c0228942_18341421.jpg

秋の京都第二段☆
先日、京都高島屋さんで開催されていた池坊のお花展に行って来ました!

写真は我が親友の大胆かつ清廉で凛とした中にもおちゃめな魅力満載な作品☆。
光ってました☆
c0228942_1851413.jpg

そもそも私のフランス好きは中学で彼女に出会ったところから始まったと言っても過言ではなく、
知識豊富、洗練された趣味を持ち議論させたら右に出るものはいない、というか彼女に勝てる人なんているのだろうかいやいない!(笑)
という、私に多大な影響を与え続けてくれる大事な友達なのですが、

さてその彼女にご招待頂いて
生まれて初めて足を(展示場に)踏み入れた華道の世界、
…素敵でした!!

最初はあまりに想像のできないなにやら高尚な世界へのおそれで、
まるで
「初めて『くらしっくこんさーと』に行く羽目になってしまった人」
のように着ていくものから悩み、
入り口で美しい着物のお姉様方が立っていらっしゃるのを見て
「どどどどうしようやっぱり着物着て行かないと入れない世界なんじゃ…」

とUターンしかけたのですが、
いざ入って見ると、そんなことを忘れてしまうほど作品の様々な面白さに惹かれました。

フランスの作曲家ドビュッシーが
「我々は自然を模倣するのではなく、いかに自然を感じさせるか…」
のようなことを言っていたのを思い出しました。

五感の奥底で人間の感覚を繋げるところが芸術で、
面白くて、楽しくて、わくわくします☆
[PR]
by flbouquet | 2011-11-22 18:34

秋の京都

c0228942_1729580.jpg

先日の清水寺復興支援コンサートの写真を頂きました。
夜景の京都タワーがきれいでした。

c0228942_17293327.jpg

まさかあの、清水の舞台、あの本堂で演奏できるなんて夢にも思ったことがなかったので、
夜の冷え込みも手伝ってほっぺたつねっても痛く感じなかったのではと思います。

さていよいよ秋の京都、紅葉まっさかりになってきました!

お仕事予定がひと息ついたら、
あるいは隙あらばぜひともあちこち遊びに行こうと
るんるんしてくる時期です♪

なんでもない空すら、はっとするような美しさを感じる季節です・・♪ ♪ ♪
[PR]
by flbouquet | 2011-11-22 17:39

混ざり合う、、☆♪

このところ芸術の秋にふさわしい、フル回転の日々が続いています。
室内楽のお仕事、学校コンサート、施設慰問コンサート、レッスン、授業、講習会に
友達や先生の演奏会などなど、毎日が新旧とりまぜ、
音楽も人も楽譜も(汗)めまぐるしい出会いの連続のように感じます。

なかでも11月6日(日)、京都・関西日仏学館において開催された
関西桐朋会、秋の講演会
「フランス近代音楽におけるオリエントの風」
での演奏参加は、素晴らしい体験になりました。

桐朋学園大学より鶴園紫磯子先生をゲストにお招きして企画されたこの会は、
主となる講演、にプラスして文学作品の紹介、
視覚的には絵画、芸術、文明品、
そして聴覚でその影響の立証となる音楽をCDと生演奏で♪
さらには味覚、マリアージュ・フレールの紅茶&ケーキ付き☆わ~~~い☆^^!

あらゆる表現手段を用いて
時代の一部をひもといてみて行くような、素晴らしい企画でした!!!!!

決して関西日仏学館のケーキがとろけるように美味しかったから、だけではありませぬ。
フランス代表マリアージュ・フレールの紅茶も大好きだけど関西日仏学館のコーヒーも大変美味しいので10枚綴りのカルネを持ってるとかそれは関係ないお話です。笑

もとい、急な演奏依頼を頂いてアワアワしつつも、
講演内容の時間軸に沿って時代順に
フォーレ、ゴーベール、加えてラヴェル、イベール、ルーセル、フェルー
などなどの曲を、パリ留学時代を共にした岡田真季さんと一緒に相談しながら用意させて頂きました♪

いずれおとらぬフランス音楽の代名詞のような作曲家達でありながら、
ひもといてみると歴史的、芸術的、文化的に
な~んとその時々の世界情勢までが音楽の中に織り込まれていて、

それが音楽のあちこち、作曲家毎の個性や立場なりに含まれ昇華されて行く様子、
常に、新しい「フランス音楽」として生まれ変わり、
新たな色合いと新たな主流へと通じていく様子がはっきりとわかり、、

あまりにそれら複数の影響が音楽へと流れ込んでいく様子がかつてないほどクリアに見えて、感動でした!!(TvT)

短い数分の曲の中に、
歴史ものの映画を見ているような背景が影となって伸びているのが見えてくるような感覚、
とでもいうのでしょうか。

演奏家はともすると楽譜に印刷されたおたまじゃくし達♪♪♪の羅列に囚われ、
「ココガデキナイ」の呪文のもと己と楽譜とに深く向き合わなければならず、
それが社会とどう関係しているのかがとても見えづらくなって
自分対楽譜しかない孤独まっしぐらコース、のような道があるような幻妄想すら抱いてしまうことがあるのですが(笑)、
社会が反映されて産み出される、ひとつぶの結晶としての音楽、というかたちが見えてくることがあらためて新鮮な驚きでした。

鶴園先生は桐朋からフランス政府給費留学でパリに留学されたピアニストで、
アンリ・デュティユ氏の奥様のジョワ先生やメシアンの奥様のイヴォンヌ・ロリオ先生や
プーランクのお弟子さんにも師事され、帰国後はピュイグ・ロジェ先生の助手をされていた方で、
この時代のフランス音楽の真髄にこれほど近づける人生もそうないのではと思いました。

芸術の秋を凝縮したような、このような企画がもっともっと増えていけばいいのにと、
願わずにはいられません。。☆
[PR]
by flbouquet | 2011-11-10 02:00