オーケストラの魅力、音楽の魅力☆
2010年 12月 29日12月27日、目黒パーシモンホールにて
フォイヤーヴェルク管弦楽団、第24回定期演奏会に出演させて頂きました。
数年前からお世話になっているこのオーケストラは、
他ではない凄い魅力で聴く人を惹きつけてしまう音楽を持った、
大好きで特別なオーケストラの一つです。
私が参加させて頂いたのは、
ブラームス作曲 「ハイドンの主題による変奏曲」
そしてドヴォルザークの 「交響曲8番」。
フルートを学ぶ人間で、
オーケストラ・スタディーという言葉を知るものなら
誰もが知っているあの「ドボ8」。
オケスタに欠かせない、オーディションに必ず出る、あの「ドボ8」。
なーんであれがオーケストラのフルートレパートリーでそんなに大変なのか、
オーケストラの中でやらせて頂いて初めて!!
初めて!!!!(TT)
わかりました!!!!!!!!!
あれ、大変。
ひー。
昔昔、某オケで師匠が吹いているのを生で聴いたのですが、
その時の師匠のいつもと違う様子だったこと、痛いほどよくわかりました。
本番直前、よく見知った自分の楽器なのに何度ひっくり返して見たことか。。
皆様のおかげで本番がなんとか(?)無事終わって良かったです!!(><)☆
本当に、楽しくて貴重な勉強になりました!!
それにしてもハイドン変奏曲の冒頭、
オーボエのコラール主題の素晴らしかったのが頭から消えない。
ミサの何たるかを知っている人じゃないとあの演奏はできない。
始まった瞬間に、ああ、この演奏中はとても幸せな時間になる、
と確信できるような。
たくさんの皆に支えて頂いて、
時間と労力と手間ひまをかけて、
あっという間の一瞬の舞台。
音楽って重さも手触りも味も映像もないのに、
でも、重さと手触りと味わいと風景が感じられるもので、
何なんでしょう?
その感動はずーっと、一生残るぐらいの印象で人を動かしたりするんですよね。
今年の最後の本番が、素敵な素敵な音楽と皆ともに在れたこと、
夢のように幸せで感謝いっぱいです。
by flbouquet
| 2010-12-29 02:16
| フルート