日本とフランスで合わせてピアノ科、フルート科、室内楽科、ピッコロ科でそれぞれ学校を卒業♪フルート吹き初田章子の、大好きな音楽にまつわるひとりごと♪

by 初田章子

混ざり合う、、☆♪

このところ芸術の秋にふさわしい、フル回転の日々が続いています。
室内楽のお仕事、学校コンサート、施設慰問コンサート、レッスン、授業、講習会に
友達や先生の演奏会などなど、毎日が新旧とりまぜ、
音楽も人も楽譜も(汗)めまぐるしい出会いの連続のように感じます。

なかでも11月6日(日)、京都・関西日仏学館において開催された
関西桐朋会、秋の講演会
「フランス近代音楽におけるオリエントの風」
での演奏参加は、素晴らしい体験になりました。

桐朋学園大学より鶴園紫磯子先生をゲストにお招きして企画されたこの会は、
主となる講演、にプラスして文学作品の紹介、
視覚的には絵画、芸術、文明品、
そして聴覚でその影響の立証となる音楽をCDと生演奏で♪
さらには味覚、マリアージュ・フレールの紅茶&ケーキ付き☆わ~~~い☆^^!

あらゆる表現手段を用いて
時代の一部をひもといてみて行くような、素晴らしい企画でした!!!!!

決して関西日仏学館のケーキがとろけるように美味しかったから、だけではありませぬ。
フランス代表マリアージュ・フレールの紅茶も大好きだけど関西日仏学館のコーヒーも大変美味しいので10枚綴りのカルネを持ってるとかそれは関係ないお話です。笑

もとい、急な演奏依頼を頂いてアワアワしつつも、
講演内容の時間軸に沿って時代順に
フォーレ、ゴーベール、加えてラヴェル、イベール、ルーセル、フェルー
などなどの曲を、パリ留学時代を共にした岡田真季さんと一緒に相談しながら用意させて頂きました♪

いずれおとらぬフランス音楽の代名詞のような作曲家達でありながら、
ひもといてみると歴史的、芸術的、文化的に
な~んとその時々の世界情勢までが音楽の中に織り込まれていて、

それが音楽のあちこち、作曲家毎の個性や立場なりに含まれ昇華されて行く様子、
常に、新しい「フランス音楽」として生まれ変わり、
新たな色合いと新たな主流へと通じていく様子がはっきりとわかり、、

あまりにそれら複数の影響が音楽へと流れ込んでいく様子がかつてないほどクリアに見えて、感動でした!!(TvT)

短い数分の曲の中に、
歴史ものの映画を見ているような背景が影となって伸びているのが見えてくるような感覚、
とでもいうのでしょうか。

演奏家はともすると楽譜に印刷されたおたまじゃくし達♪♪♪の羅列に囚われ、
「ココガデキナイ」の呪文のもと己と楽譜とに深く向き合わなければならず、
それが社会とどう関係しているのかがとても見えづらくなって
自分対楽譜しかない孤独まっしぐらコース、のような道があるような幻妄想すら抱いてしまうことがあるのですが(笑)、
社会が反映されて産み出される、ひとつぶの結晶としての音楽、というかたちが見えてくることがあらためて新鮮な驚きでした。

鶴園先生は桐朋からフランス政府給費留学でパリに留学されたピアニストで、
アンリ・デュティユ氏の奥様のジョワ先生やメシアンの奥様のイヴォンヌ・ロリオ先生や
プーランクのお弟子さんにも師事され、帰国後はピュイグ・ロジェ先生の助手をされていた方で、
この時代のフランス音楽の真髄にこれほど近づける人生もそうないのではと思いました。

芸術の秋を凝縮したような、このような企画がもっともっと増えていけばいいのにと、
願わずにはいられません。。☆
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by flbouquet | 2011-11-10 02:00